KIH(KAIKOU INTERNATIONAL HEALTHCARE)

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治療

ドラッグ・ラグ

ドラッグ・ラグとは、新たな薬物が開発されてから、治療薬として実際に患者様に使用できるようになるまでの時間差や遅延のことで、海外で使用承認を受けた薬物が国内では承認されておらず、使用開始に遅延が生じている状況を指します。 特に難病治療の対象となる患者様にとってドラッグ・ラグは、歯がゆい問題です。
中国をはじめとして東南アジアの国々では、薬物使用承認が日本より遅延していることも多く、最新の薬が使用できない状況があります。 また、自国で使用できない薬を早く入手して治療に使いたいと考える患者様は個人輸入に頼るほか、海外での治療を受けるしかありません。
当社が提携する偕行会グループの病院では、ドラッグ・ラグが生じている一部の疾患に対して、海外からの患者様を受け入れています。

現在、受入実績がある疾患は、糖尿病とC型肝炎です

糖尿病

偕行会グループの名古屋共立病院では、糖尿病患者様に対し、外来診察での処方のほか、1週間ほどの入院プログラムを用意しています。 入院期間中に、各種検査を実施し、患者様のからだの状態にあった薬を処方して対応します。 医師が処方可能と判断した場合、中国での使用がまだ一般的でない薬を処方することができます。

C型肝炎

偕行会グループの名古屋共立病院では、中国でC型肝炎と診断された患者様に対し、日本で承認された新薬を使用して治療することが可能です。
仮に肝がんを合併している場合はがん治療を優先し、さらに患者様が日本で肝臓がんの治療を希望された場合、治療のアレンジを行うことも可能です。
(肝がん発症予防のため、免疫療法をお勧めすることもあります。)